ヨガ的ウォーミングアップ
ひとは自分では気づかないうちに、慣れた姿勢をとり続けてしまうため
骨格や筋肉が片寄って固まってしまっています。
ヨガを行うときは必ず準備運動からはじめます。言うまでもありませんが目的はカラダをほぐし、体温を上げること。足や手、そして全身をじっくりほぐしていきましょう。
準備運動も真剣に丁寧にやれば、それだけで汗がでます。
カラダもココロもリラックスしてこれからやるヨガに大きな効果が生まれます。

ヨガ的ウォーミングアップ 【足編】
まずは足からウォーミングアップしましょう。
●足を前に伸ばして座ります。
※お尻のお肉を両手で左右と後ろに引き上げて、(ちょっと汚い表現でスミマセンが)
肛門で座るようなイメージです。
●右足を曲げて左足のももの上にのせます。伸ばしている足先は天井に向けます。
右手の親指で右足の裏の真ん中のつぼを押しながら、
左手で右足の指を小指から1本ずつ順番にゆっくりと回し、ひっぱり、指割きをします。
(息を吐きながらやりましょう。)
●右足の指と左手の指を組みます。(最初はけっこうキツイですよ。)
右手で足首のつぼを押したまま、足首をすねのほうに曲げ、ゆっくりと外側に、内側に回します。
(女性は外回し20回→内回し10回、男性は外回し10回→内回し20回)
足首に力が入ってしまいがちです。息を吐きながら、足首の力を抜きましょう。
●ひざを曲げて座り、足首、すね、ふくらはぎ、ひざ、もも、股関節と下のほうから順番に指圧していきます。
足首からひざまでは骨に沿って、両手の親指で。体重をかけるように。
ももから股関節にかけては両手で包みはさむようにして指圧します。
息を吐いて指圧して、息を吸いながら位置を変える、これの繰り返しです。
●ひざをたてて、ゲンコツで足首からひざ、ももへ両側からやや強めにたたいていきます。
ヨガ的ウォーミングアップ 【手・腕編】
●左のかかとを恥骨につけて、右のかかとを並べてあわせて座ります。
左腕をまえに伸ばして、手のひらを外側、指先を下に向けます。
小指から順番に1本ずつ体のほうへ引きます。
このときひじが曲がらないように意識しましょう。
息は吐きながら引きましょう。
●右手で左手首を持ち、手のひらを天井に向けて、息を吐きながら上に向けて引き上げます。
そのまま静止して呼吸に意識を向けて10呼吸。
息を吐きながら両腕の力を抜いて、ストンと下ろします。
※手の持ち方にコツがあります。
手の甲側、親指の付け根のやや凹んだところにツボがあります。
反対の手の親指をそこに当てるようにして持ちます。(指圧する必要はありません。)

ヨガ的ウォーミングアップ 【全身編】
●両手、両足を前に出して、指先で円を描くように手首、足首を回します。
外回し10回→内回し10回
ひじはゆるめてください。
●両足を前に出して、手は肩幅よりやや広げて後ろにつきます。
右のひざの上に左足の裏をのせて、息を吐きながら、左足を内側に倒します。
上体と顔はなるべく前を向かせていましょう。
丹田に意識をおいて、そのまま10呼吸。
息を吸いながらもとの姿勢に戻ります。
左右同じようにやりましょう。
※いかがですか・・?
体の奥から、ジンワリと、ポカポカと「熱」を感じませんか?
この「熱」は、例えば暖房機器で外側から温められた「熱」や、ランニングなどによる筋肉の「熱」とはまたぜんぜん別種類の「熱」なのです。
体内の血液が活発に循環することによって発生する、血液と血管の摩擦「熱」と考えるとわかりやすいかも知れません。
この「熱」は長時間持続します。
参考書籍 「健康ヨガ」荒谷美枝子先生 PHP研究所
